歯の矯正の期間は?

期間の目安

期間 標準 1.5年
最短 10ヶ月
最長 2年以上
期間が長くなる場合
  • 歯を抜歯して矯正すると動かす量が増えるため、期間が長くなります。
  • 歯の生え代わりが終わっていない(低年齢から治療した場合。ただし子供の矯正としてのメリットも多い)。
  • 通院が滞りがちになる。
  • より完璧な歯並びを追求したい
  • 見えない裏側からの装置を使う場合
期間が短くなる場合
  • 歯を抜歯せずに矯正すると期間は短くなります。
  • 歯の生え代わりが終わっている(大人から矯正した場合。ただし成人の矯正としてのメリットも多い)。
  • 通院は真面目に通える。
  • 目立たない表側からの装置を使う場合。
期間を短くする治療方法
  • 歯の動きが良い装置を使う。
  • 歯を支える骨に外科手術で切れ目を入れることで骨を柔らかくする。

期間は短ければ良いか?

歯の動きが良ければ矯正期間は短ければ良いのですが、必要以上に矯正期間を短くすることを追及すると副作用とも言えるものがあります。
早く歯を動そうと強く力をかけすぎると、骨が溶けたり、歯の根が削れて短くなってしまうことがあります。このような状態なると回復不可能ですので、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

また、痛みも強くなるというデメリットもあるので要注意です。
このように歯の期間を必要以上に短くすることはリスクのあることなのです。